奈良教育大学書道科

教育大展長挨拶

 

私は、今年度の奈良教育大学書道展の教育大展長をさせていただいております、書道教育専修３回生の北一葉です。

 

まず、奈良教育大学書道展に出品してくださった先生方、卒業生の方々、誠にありがとうございます。この場でお礼申し上げます。

 

 

私が教育大展長を任されたのは、一昨年の12月でした。

奈良教育大学書道展（以下教育大展）というのは、学部生・大学院生・卒業生・先生方の作品を多数出品する、奈良教育大学書道科で一番大きな行事であるため、準備は約1年前から始まります。

12月というのは、まだ昨年度の教育大展の開催前だったため、実感もなく、「私にこんな大きな展覧会の責任者が務まるのか…」と不安でいっぱいでした。

しかし、昨年度の教育大展長はじめ、先輩方のこれまでの準備、展覧会当日の臨機応変な行動や対応を見て、また、教育大展成に対する熱い思いを感じ、「教育大展長を任されたからには、来年度もこの先輩方が引き継いできた伝統ある教育大展を、よりよいものにし成功させたい」と、強く思いました。

 

 

今年度の教育大展で特に力を入れたことは、作品制作です。全員の作品のレベルを上げるため、夏には１～３回生を縦割り班に分け、一日大学で合宿を行いました。普段あまり関わることのない先輩と一緒に作品を書くことで、アドバイスをもらったりすることもできました。皆黙々と真剣に取り組み、とても充実した時間になりました。

 

また、今年度は様々なところで情報宣伝を行いました。例年通りポスターやはがきはもちろん、近年ＳＮＳを利用する人が多くなってきたことに合わせ、大学の公式Facebook、奈良教育大学書道科のFacebook、Twitter、ホームページから教育大展を宣伝しました。

このように、長年続いてきている奈良教育大学書道展の伝統は守りつつ、その年その年のニーズに合わせた形に変え、奈良教育大学書道展がよりよいものになるよう、準備してきました。

 

 

学部生全員、一生懸命準備に取り組み、頑張ってまいりました。私たちの成果と成長を、一年間の集大成である奈良教育大学書道でご覧ください。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　教育大展長　北　一葉